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法恩寺とは |
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開山は本住院日住上人、開基は太田道灌公であります。道灌公が江戸城築城≪長禄二年(一四五八年)に当たり丑寅の方に城内鎮護の祈願所として本住院を建立、資高の代、本住院を法恩寺と改称したのであります。山号を平河山と称するのは、当時この附近を平川村と称したことによるものです。又、当山には秀吉、家康共に小憩され、朱印地も与えられました。
家康が江戸に入り城内拡大に当たり、慶長十年当山は神田柳原に移転し、その後谷中清水町に移され再度元禄八年に幕府により現在の地に移りました。境内は輪奥の美を整え宗門における関東の触れ頭として現在でもその威勢を誇っております。 |
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所在地: |
東京都墨田区太平1丁目26−16 |
電話: |
03-3622-8267 |
FAX: |
03-3622-8203 |
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太田道灌公墓所 |
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本堂右手奥には、法恩寺の境内墓地があり、その正面に建つ五輪塔が太田道灌の供養墓です。
この供養墓は五輪塔形式で総高201.5 cm あり、各輪正面には「南無妙法蓮華経」が一字づつ刻まれています。また、墨田区の記念物に指定されています。 |
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花塚 |
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昭和三十七年(一九六二)に、法恩寺の檀徒であった華道の古流静昇会宗家中村理運氏の発願で建立されました。奥にははさみ塚もあります。 |
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鐘楼三重塔 |
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三門をくぐった左手にある三重塔は、下部に梵鐘を提げています。経石塔とも呼ばれ、昭和七年(一九三二)に建立されました。 |
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道灌公記念碑 |
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三門をくぐった右手には、「道灌公記念碑」があります。仙台石に、太田道灌の山吹の和歌の物語を浮き彫りにしています。 |
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平川清水稲荷 |
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当山開基太田道灌公築城の江戸城内に平川と言う清流があり、当時その小川の畔の本住院(当時の旧称)の側に稲荷の詞が祭られ、平川清水稲荷と称えられていました。現在法恩寺境内にその碑往が伝わって由緒を物語っています。 |
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一乗法灯 |
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法華経の一乗精神である世界平和を願う灯火を遍く照らすべく、一乗法燈が建立されています。 |
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妙元廟(みようげんびょう) |
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近年のお墓事情をふまえ、妙元廟(永代供養墓)ではご遺骨を代々供養いたします。入廟者には法恩寺からの戒名が授与され、ご遺骨は骨壷で20年間安置し、以降合祀いたしますが、以後も永代にわたり法恩寺で供養されます。(一般壇、特別壇)また、お墓が地方にあり、なかなかお墓参りができない方には、ご先祖さまの遺骨を妙元廟に分骨し参拝する事ができます。
詳細はお寺までお問合わせください。 |
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